桶狭間の戦いは奇襲ではなかった!?
今大学で、歴史学の授業を受けてます。
今日授業が一通り終わったんですけど、その中で1番驚いたのは、
桶狭間の戦いが奇襲ではなく、普通に正面突破だった。という話です。
いろいろ説があるみたいですが、教授はそう断言していました。
さらに驚きだったのは太平洋戦争の時に、この桶狭間の戦いの奇襲による成功が国民や軍人に伝えられ、
奇襲作戦を行えば、少数の軍勢でも大軍に勝てると誰しもが思ってたみたいです。
それが真珠湾の奇襲につながったとかなんとか...
これが事実であろうと、事実ではなかろうと、
小学生からの歴史の授業では奇襲作戦の桶狭間の戦いしか出てきませんでした。
自分は何も疑うことなく、大学4年になりました。
文系の歴史に携わる方々からしたら当たり前なのかもしれません。
でも理系にいる自分にとってはかなりの衝撃でした。
他にも自分が義務教育で教わってきたことの中で、正しくないものがある気がしてなりません。
政治家の方々はよく、歴史的な事実を踏まえて、自分の主張をすることがあります。
歴史はかなり人それぞれの理解をすることができるので、
そういう主張がきた時は、本当かな?と疑うようにしようと思いました。
今の世の中はネットが広がり、様々な意見を得ることができます。
そのおかげで、テレビや新聞の偏った報道の仕方が問題になったりしていますね!
しかし、ネットが広がる少し前の世の中ではどうでしょう?
今回の授業で、一つの情報を鵜呑みにしないことを改めて、思い知らされました。
日本は島国で、日本の歴史を研究している人はほぼ日本人です。
イタリアの歴史の研究はそうではなく様々な民族の方が研究をしています。
どうしても日本民族の偏った見方などが入ってしまうこともあると思うので、
下の外国の方の日本の歴史学に関する本も読んでみようと思いました。